友達と書いたリレー小説が痛すぎる件
1 :にゃにゅー:2012/02/13(月) 19:37:53.79 ID:CNDquG9n
修学旅行3日目
友達が「リレー小説を書こう」と言い始めて書いてみたが・・・
今思うと、内容が痛すぎるw
2 :にゃにゅー:2012/02/13(月) 19:44:49.41 ID:CNDquG9n
初めてスレを立てるので、細かいところは大目に見てください
スペック
俺:高2 男 小さい子が好き
将軍様:高2 男 この企画の発案者 ホモ好き
キノコ:高2 男 東○好き 小説内でもキャラクターが登場してます
しゅー:高2 男 ネタセンスがいい
3 :にゃにゅー:2012/02/13(月) 19:49:59.61 ID:CNDquG9n
書き手:将軍様
-序章-
俺が目を覚ますとそこは明らかに別世界だった...。
「ん... 夢か...?」
しかし 寝返りを打とうとしたが そこはアスファルトのような
冷たい地面の上だった。
辺りは背の高い植物だらけで 聴いたこともないような 鳥の鳴き声が聴こえる。
「なんだよ... これ?」
気が動転しながらも 寝る前の記憶を探ってみる。
酔っぱらってはいなかったはずで
きちんと自分の部屋のベッドで 寝た記憶しかない。
4 :にゃにゅー:2012/02/13(月) 19:51:48.45 ID:CNDquG9n
「おい 大丈夫か?」
声のした方を見ると
背中に2bほどの大剣を
さした鎧が立っていた。
声の高さからして女性のようだ。
「どこだよ此処は!? そしてお前は誰なんだ?」
「何言ってるんだギルバート? 頭でも強く打ったのか? ところで装備がないようだが... なんだその格好は?」
確かに俺は寝た時の記憶通りに
パジャマを来ていた。
「...は? ギルバート? 俺の名前は....」(あれ? 自分の名前が思い出せない)
「冗談はよせよw」
彼女は笑いながら言う。
「ところで先程の急な嵐はなんだったのだろうな。 お前に落雷したように見えたが...」
彼女の話など頭に入ってこず
俺は自分の"現実世界"の記憶が
消えていくような感覚に悩まされた。
5 :にゃにゅー:2012/02/13(月) 19:58:53.34 ID:CNDquG9n
書き手:俺
ー第1章ー
突然の出来事に俺は驚いた。いや、むしろwktk状態だった。
ゲームのような世界が目の前にあるのだ。
ただ残念なのが、俺はギルバ-ドと呼ばれていること(もうちょっとカッコいい名前が良かったなぁ)
そしてもうひとつ大事なこと・・・
俺の目の前にいる鎧女が幼女じゃないってことだ!!!
いや、落ち着け。もちつくんだ。
まず最初に名前を聴くべきだろう。
あくまで紳士的にな。
俺はひとつ息を吐いて、彼女に聞いた。
「ところで、あなたの名前は?」
「.....」
(ヤバい、まずったか?そんなはずない。
俺の聞き方は完璧だったはずだ。
長年のゲームの経験からして、最初はこう紳士的に振る舞うのが相手の好感度をUP↑させる方法だ。)
6 :にゃにゅー:2012/02/13(月) 20:02:42.43 ID:CNDquG9n
「ば、ばかぁー
ひとがせっかく心配してるのに、私の名前を忘れるとは何事じゃぁー」
「!?」
「...あっ!?
ふ、ふん。
お前なんかさっきの落雷で死ねばよかったのだ。
な、なにボサッとしている。
早く村に戻るぞ。
先に行ってるからな!」
そう言うと、彼女はスタスタと行ってしまった。
俺はただ唖然としていた。
少し時間がたって正気に戻り、彼女のことを思い出す。
(ツンデレは好みじゃないな。)
って言うか、村ってどこだよ・・・(´・ω・`)
読んでる人いる?
7 :おいら名無しさんヽ(´ー`)ノ:2012/02/14(火) 16:06:29.90 ID:NDA5xFX4
読んでる
8 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:35:34.80 ID:+UuBO/hz
↑ありがとう
スレ立てておいて、存在を忘れてました すいません
書き手:キノコ
ー第2章ー
「ま、まってくれ〜」
俺はなんとか彼女に追い付いた。
「もうすぐ村だよ」
彼女は今だにブスッとしたままだ。
「何か悪いことしたかな…」思い当たる節がないか考えていると…
草むらの方から−「ガサ、ガサ」と音がする。
「なんだ?」俺は草むらの方に近づいて行った。
「どうした、ギルバート?」彼女が尋ねてくる。
「いや、草むらになにかいる!」さらに近づいていくとなにやら声が聞こえてくる…
「い、たた…ここはどこでしょう藍様?」
「ま、たくも〜ちぇん!あれ程勝手なことをするなって言ったでしょう!」
「ごめんなさい、と、とにかくここからでましょう!」
と聞こえたと思ったら誰かが草むらから出てきた。
9 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:37:20.04 ID:+UuBO/hz
しかし出てきたのがただ者じゃなかった…
なんと黒い猫耳に二股の尻尾の女の子と同じく黄色い耳に九股の尻尾の少女が出てきた。
まるで不幸の黒猫と九尾の狐じゃないか!
などと内心思いながらも実際はその非現実な光景に唖然としていた
。
「やば、人間ですよ蘭様!」黒耳の女の子が九尾の少女に言った。
「うーん、見られたくはなかったんだけど…どうしようかな、と!?」
と次の瞬間彼女達に二メートルの大剣が飛んできた。
ギリギリの所で二人?は脇に避けたが、二人とも驚いている。
俺は大剣を振るった張本人…すなわち彼女を見た。
さっきまでの拗ねた表情はなくその目は相手を殺すことのみを考えている目だった。
「お前達のような魔物に人間はやらせん!」
10 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:42:15.19 ID:+UuBO/hz
そう言ったと思ったらさらに大剣で切りかかり始めた
その動きといったらまるで疾風のようだ
しかしその攻撃は当たらない
その斬撃を越えるスピードでその攻撃を全て避けきっているのだ
「くそ魔物の分際でちょこまかと!!」彼女も苛立ってきたしかし相手の彼女達は少しも疲れていない。
「いい加減にしてくれませんかね?
私達は魔物じゃなくて妖怪なんですけどまだ話すらしてないのに…」九尾の少女が言う。
俺も彼女達の言う通りだと思ったので彼女に言った。
「ちょとやめるんだ。まだ彼女達は何もしてないじゃないか」
彼女は一旦動きを止めて言った。
「しかしどうみても魔物だ。
人間に危害を加える魔物は全て退治しなければならない!!
なぜそれがわからないギルバート!」
11 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:44:31.51 ID:+UuBO/hz
すろと九尾の少女が
「仕方がないですね。スペカかを使いますか…」と言いなにかカードのようなものをとり出したそして…
鬼神「飛翔毘沙門天」!!
すると辺りが光に包まれて気づいた時には彼女は気絶していた。
俺は彼女を起こそうとしたが完全に気絶していてだめだった
仕方なく彼女達に話しかけた。
「君たちはなにものだなにをしている?」
すると九尾の少女が言った。
「私達は八雲蘭とちぇんといいます。
あなたは理解がありそうなので話しますが結界の確認をしていたのです。
あなたは何をしていたのですかここはどの世界ですか?」
「わからない、どうにも起きてみると知らない世界にいたんだ!」すると少女はこう言った。
「もしかしたら世界を越えたのかもしれないですね。私達についてきて下さいあなたを元の世界に返せるかもしれません」
彼女が気絶したままでどうしようか迷ったがしばらく起きそうにないのでついていくことにした。
12 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:46:25.80 ID:+UuBO/hz
そしていろいろあったが要約すると
彼女の主である八雲紫によるとこの世には様々な世界があり
その世界で同じ人間がいることがあるらしい〜パラレルワールドというそうだ。
そしてほんとにたまたまなにか強い衝撃があるとその同じ人間同士が入れ替わることがあるそうだ…
そういえば寝る直前に凄い光が見えたような…
まぎれもなく、友達のキノコが痛いw
スレを立てるにあたって、一番反対してたのもキノコです
13 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:49:15.12 ID:+UuBO/hz
書き手:しゅー
ー第3章ー
ギル?「成る程な…異世界ね…
ハァ…不幸だ」
まるでどこぞのテンプレどおりだと思ってしまいそうな状況の中、俺は一抹の不安と期待を感じていた。
紫「あら、ずいぶん落ちついているわね?てっきり私は泣き喚くと思っていたわ」
煩い、余計なお世話だ、
この紫ババ…「何か言ったかしら?」
地の文に入るな!!
ギル?「ゴホン、当たり前だろうが!こんな摩訶不思議体験、いくら待ち望んだってそう簡単には体験出来ねぇだろ?
なら、楽しまなきゃ損に
決まってんじゃねぇか!」
本心からそう思う。
変わら無い日常、平穏な毎日、まるで機械の様に与えられたことを繰り返す日々、そんなつまらない生活に比べれば、今ここで俺に巻き起こっている"幻想"的な出来事は
俺の中の"不変"をブチ殺す大きな起爆剤だった。
紫「ふふっ、貴方は面白い人間ね。普通の人間ならこんな状況に落ち合えば貴方の言う"幻想"的な
出来事よりも"不変"的な毎日を望む筈よ?」
ここから主人公の性格が変わりはじめます
14 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:49:54.63 ID:+UuBO/hz
ギル?「なら俺は、普通じゃないんだろうなww。
大体、俺が普通の奴ならこんな体験に巻き込まれる訳が無いだろ?」
紫「違いないわねww」
しばらく俺達は笑っていた。
(さてさて、これからどうするかね?)
そんな事を考えながら、
俺は俺をギルバードと呼ぶ少女が目を覚ますのを
紫達と待つ事にした。
15 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:51:01.30 ID:+UuBO/hz
書き手:俺
ー第4章ー
せっかく異世界に来たんだ。俺は外の様子をもっと観たいと思った。
そこで、紫達に頼んで屋敷の外に出ることにした。
屋敷の外は木々に囲まれていて先は暗闇だった。
俺は闇へと歩き出す。
最初にここに来たときとはまったく違う。
恐怖なんてなかった。
今いるこの世界をもっと知りたい。
まるでRPGの主人公が初めて自分の村を飛び出し、広いマップを進むような、そんな感じだった。
森に入ってどれぐらいの時間が経っただろうか。
未だに森は続いている。
ここは一旦引き返そうか。
そう決心し来た道を戻ることにした。
16 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:54:41.29 ID:+UuBO/hz
しかし、いくら戻っても屋敷の道に抜け出せない。
確かに、来た道を戻っているはずだが・・・。
目の前に広がるのは木々だけ。
(まよってしまったのか?)
どうすればいいか考えていたその時、木々の間から物音が聞こえた。
「誰だ!?」
「わぁ!? スミマセン、
ごめんなさいなのだ!」
声の聞こえた方を見ると、
そこには少年が立っていた。背は自分の半分ぐらいだろうか。震えながらこちらを見ている。
「お願いだから、命は助けてなのだ。」
(そこまで驚かなくても・・・)
そう思いながら、コートを被り、謎の杖を持った少年に道を聞くことにした。
「そんなに驚かなくても大丈夫だ。確かにこっちの世界では珍しいかもしれないが・・・。」
「本当に?」
「ああ、心配するな。」
その言葉を聞いて安心したのか、少年は大きく息を吐いた。
「・・・ただ、屋敷への帰り道を教えて欲しい。実は迷子になってしまってな。」
「え!? もしかして、あの妖怪屋敷?」
「え、まぁそうだな。」
「もしかして、お兄ちゃんも妖怪なのか!?」
「いや、違う!違うから、驚かないでくれ。
ただ俺は何かの衝撃かなんだか知らんが別の世界から迷い混んだ人間だ。」
「それはパラレルワールドって言うやつなのだ!」
突然、少年が声を張り上げた。
17 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:55:07.25 ID:+UuBO/hz
「ん? なんだ知ってるのか?」
「ということは、別の世界のお兄ちゃんが、この世界のお兄ちゃんと入れ替わったということなのだ!」
少年の目は輝いていた。
驚いたり、はしゃいだり・・・よくわからないやつだ。
「おーぃ、早くついてくるのだ! 屋敷に案内するのだ」
「あ、あぁ。」
何かおかしい。
だが、その理由を追及しても出てこない。
今はただついていくしかない。
俺は少年のあとを追った。
18 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:55:40.40 ID:+UuBO/hz
・・・ここはどこだ?
気づくと俺は地面に横になっていた。
辺りを確認しようと体を動かすが身動きが出来ない。
体中が重い・・・。
遠くから足音が聞こえる。
音は自分の前で止まった。
「お寝覚めの気分はいかが? ちょっと魔法が強かったみたいだね。失敗しちゃったのだ。」
この喋り方に記憶があった。俺はゆっくり目蓋を開く。
そこには、コートを被った少年が笑って立っていた。
「まさかこんな所で会えるとは思ってもいなかったよ。」
一体どういうことだ?
「アハハハ、なんでこんなことになっているか分かっていないみたいだね。
僕が君に教えてあげるよ。」
やっぱり。
こいつは何かを企んでいたのか。
19 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:55:56.31 ID:+UuBO/hz
「君は気づいたらここにいたと言ったね。
確かに、別の世界同士が何らかの衝撃で人が入れ替わることがある。
でもね、それは普通の人間には出来ないんだ。
別の世界から別の世界に行き来できる力を持っていないとね。」
そんなはずない。
気づいたらここにいたんだ。もし、そんな力が俺にあるのなら、もうちょっとマシな世界に行くに決まっている。
「まぁ、君はまだその力を完全にコントロールできていない。
だから驚くのは当然だよ。」
なるほど。
しかし、それがなんだって言うんだ?
俺を捕まえたところで、何も変わることはない。
20 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:56:37.87 ID:+UuBO/hz
「だからね・・・。
その力を僕に分けて欲しいんだ!
君には勿体ないよ。
僕がちゃんと有効活用するからね。」
!?
分けるだと?
しかしどうやって?
「そんなに驚かないでよ。ただ、君にちょっと死んでもらうだけだよ。
だから、安心して!」
少年は杖を持つと、なにかを唱え始めた。
とたん、自分の胸に何かで切りつけられるような痛みが走る。
「ぐっ」
口なかに鉄の味が広がる。
ピタピタと溢れでるものは、間違いなく血だった。
もう駄目だ。
そう思った瞬間、どこからか矢が飛んできて、少年の左腕に突き刺さる。
21 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:56:59.80 ID:+UuBO/hz
「まったく、あれほど警告しただろうが。
魔法使いには気を付けろと。
怪我は無いか、ギルバ-ト?」
彼女だった。
俺は強く頷いた。
「うぅ・・・
ゆ、許さない!
よくも、よくも僕の腕を!
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!」
「そんなに怒る暇があったら、少しは周りに目を配ったらどうだ?」
彼女はいつの間にか、少年(魔法使い)の背後にいた。
少年が気づいて後ろを振り向こうとするが、すでに剣は右腕を跳ねていた。
「ぅぅうぇ・・・、ゆ、許してぇ・・・なのだ。」
少年は泣きながら命乞いをする。
俺は目を伏せていた。
当たり前だ。目の前に腕があるのだ。
こんなのゲームでしか見たことない。
ただ、彼女と少年のやり取りが聞こえてくる。
しばらくして、
鈍い音がなったあと、それっきり少年の泣き叫ぶ声は聞こえなくなった。
何があったのかは知りたくない。
ただ、彼女が勝利した、とだけ言っておこう。
22 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:57:30.36 ID:+UuBO/hz
「おい! 大丈夫か?」
気づくと彼女が隣にいた。
「ああ、なんとか。」
「心配したんだからな!
お前が急にいなくなったから・・・。」
彼女は今にも泣きそうだった。
さっきの彼女とはまったく別人だ。
「悪かった。
心配かけてごめんな。」
笑顔で返す。
「このばかぁ。」
彼女の目に涙があふれる。
そんな彼女をみて、俺は本当のことを伝えようと決心した。
突然、この世界に来たこと。自分がそういった力を持っていること。妖怪達に元の世界に戻る方法を教えてもらうこと。
話を聞いていた彼女は度々、不思議なものを見るような目で俺を見た。
一通り話終わると、長い沈黙が続く。
23 :にゃにゅー:2012/02/18(土) 15:58:43.87 ID:+UuBO/hz
そして、彼女がゆっくりと口を開いた。
「お前が、たとえ本当のギルバ-トじゃないとしても、お前が私の親友ということに変わりはない。
この世界でのお前は、ギルバ-トなのだからな。」
「ありがとう。
そう言ってくれると助かる。」
「ただ・・・、今回の件で分かったかもしれないが、今後、魔法使いとは関わらないことだ。
もちろん、妖怪どもともな。
奴等の言うことだ、信用は出来ない。
それに・・・それに、私はお前がどうであろうと受け止める。約束する。」
俺は彼女の言葉を聞くのが辛かった。
この世界にいれば、また命を狙われる可能性がある。
俺が死ねば、すべてのパラレルワールドの俺が死ぬことになる。
それだけは御免だ。
ならば、元の世界に戻る方法を知っている妖怪達に頼るしかない。
しかし、彼女は俺を受け入れてくれた。
それに妖怪達が嘘をついている可能性も捨てがたい。
この難題を前に、俺はどうすればいいか?
俺は悩まされていた。
誰かこのときの俺を見つけたら殺してください
マジで恥ずかしい
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